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田中 正暁; 小林 順; 長澤 一嘉*
Proceedings of OECD/NEA & IAEA Workshop on Application of CFD/CMFD Codes to Nuclear Reactor Safety and Design and their Experimental Validation (CFD4NRS-6) (Internet), 12 Pages, 2016/09
熱疲労評価に必要な構造の熱応答を予測するため流体と構造間の共役熱伝達問題に適用可能な流体-構造熱連成解析コードMUGTHESを整備している。MUGTHESの基本検証を実施するため、平行3噴流体系のPLAJEST試験を対象としたベンチマーク解析を提案した。平行3噴流体系では、既往知見から中心噴流と両側噴流との流速比により3つの特徴的な流動形態に分類されることから、PLAJEST試験に対してもそれに対応した試験条件をベンチマーク解析条件として採用した。数値解析を通じて、スマゴリンスキーモデルを用いたラージエディシミュレーション(LES)法によるアプローチはサーマルストライピング現象に適用可能であることを確認した。
田中 正暁; 三宅 康洋*
日本機械学会M&M2015材料力学カンファレンス講演論文集(インターネット), 3 Pages, 2015/11
非定常異温度流体混合場と構造材中の非定常熱伝導場を同時に計算する流体-構造熱連成解析(MUGTHESコード)と熱応力解析(FINASコード)による連携解析を実現するためにインターフェースプログラム(MUFIN)を整備した。T字合流配管部を模擬した流体-構造熱連成水流動実験を対象に、MUFINを介したMUGTHESとFINASとの一連の連携解析機能確認を目的とした検証解析を実施し、その適用性を確認した。
田中 正暁; 三宅 康洋*; 唐木田 泰久*
Proceedings of 2nd International Conference on Maintenance Science and Technology (ICMST-Kobe 2014), p.79 - 80, 2014/11
流体-構造熱連成解析と構造中の熱応力解析との連携解析手法を整備するため、独立した両解析コード間のデータのやりとり、プリ・ポスト処理機能を備えたインターフェースプログラムを整備した。T字合流部のサーマルストライピング現象に適用して、現象把握と連携解析機能の有効性について確認した。
田中 正暁
no journal, ,
ナトリウム冷却高速炉における数値解析による熱疲労評価手法整備の一環として、流体-構造熱連成解析コード(MUGTHES)を整備するとともに、実機評価における解析評価結果の信頼性確保を目的として、実機外挿評価までを扱うV&V実施手順(V2UP)を整備している。このV2UPにおいては、実機評価の前には、既往試験解析を通じて解析コードの妥当性確認を行う必要あり、実験結果と解析結果との差を定量的に評価する必要がある。本報では、平行3噴流混合ナトリウム試験を例題として試験解析を実施し、AVM(Area Validation Metric)法およびその修正(MAVM)法を採用して試験結果と解析結果との差の定量評価を行った。それぞれの手法の適用性を確認し、適用性が高いMAVM法を用いた評価手順を具体化して、V2UPにおける標準手法として整備した。